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12月, 2015の投稿を表示しています

遮熱壁のすすめ②

レスポンスと蓄熱性の両立 立ち上がりが早く、熱の放出量の多いスタンダードなストーブは、重量800㎏以上と言われる蓄熱ストーブと比べると、輻射熱を出す時間は短くなる。 それを補完する為に、遮熱壁に拘っていただきたいと前回申し上げました。 ストーブ本体の輻射熱を、目一杯に蓄熱させる工夫がなされた炉台 (※メーカー推奨基準外なので・・・) なぜならば、遮熱壁は住宅(可燃物)をストーブの熱から守る盾であると同時に、最高の蓄熱体になるからです。 盾としてだけで考えると、1㎜厚の鉄板製シールドも離隔をとれば、十分に役割を果たすのですが、蓄熱は望めません。 厚みが十分にある炉壁が、遮熱と同時に大きな蓄熱をしてくれるのです。 施工の手間等から、最近では敬遠されがちな、レンガ積みの炉台などは、厚みが100㎜前後はあるので、十分な蓄熱体となります。 立ち上がりの早いスタンダードなスタイルの薪ストーブと、蓄熱をする遮熱壁を組み合わせる事で、寒いときは素早く暖め、ストーブの温度が下がっても炉壁が補完して長時間にわたり輻射熱を出すという理想的な暖房器となります。 スタンダードなサイズの薪ストーブにおいては、ストーブ単体の蓄熱性にこだわるよりは、より炉壁等に拘っていただく事で、基本の遮熱性高めて、蓄熱性を上げる事でより快適な薪ストーブライフを送っていただけることでしょう。

遮熱壁の奨め その①

薪ストーブの蓄熱 蓄熱性は昔から言われる、薪ストーブのメリットです。 ただし、薪ストーブの蓄熱性には、それぞれ限界があり、それを補完するためにも炉壁にもこだわっていただきたいと思っています。 一般的なストーブサイズと、こだわり炉壁 蓄熱は、重量で左右されるいうのが持論です。 薪ストーブの専門誌にも、蓄熱ストーブの定義は800kg以上と記載されてあったので間違いは無いと確信しています。 そこで、一般的に流通している薪ストーブの重量を見ると、概ね60kg~250kg程度だと思われます。 蓄熱ストーブの定義である最低800kgに比べると、3分の1以下の重量(蓄熱量)になります。 もちろん、60kgと250kgではそれなりに差はありますが、中には1000kgを越える蓄熱ストーブもあり、そういったものに比べれば、十分に同じ集合にくくれるのではないかと思う。 蓄熱ストーブは圧倒的な、蓄熱量を誇り、一度暖まれば軽く10時間以上にわたり心地よい輻射熱を出し続けます。 しかしゼロスタートからの立ち上がりは、大変時間がかかります。 終日、薪ストーブに火を絶やさずに過ごせる方は、圧倒的に蓄熱ストーブがオススメです。 では、通常サイズの薪ストーブは、30分前後で暖気が立ち上がるので、留守にする事が、比較的多い方に向いていると言えるのではないでしょうか? ただし、蓄熱型(重量800㎏以上)に比べると蓄熱時間は、短いものになります。 前置きが長くなりましたが、このウィークポイントを補完するため、炉台、炉壁にこだわっていただきたいのです。 続きは、その②で…

納品

極寒の地へ旅立つ 『 Herald 8 』 出張行ってきました。 暮れにむけて、ひと段落・・・していないです。(*^^)v ありがたいことです。 飛騨高山の販売店さんから、ご注文をいただいたタイミングで、営業がてら納品へお邪魔してきました。 飛騨高山と言えば、日本の屋根と呼ばれる北アルプスを越えて、合掌造りで知られる豪雪地帯、白川郷近くの、極寒の地です。 冬場はマイナス10℃程度は当たり前、本州では指折り数える低気温の町・・・だと思い込んでます。(+o+) 今回のエンドユーザー様は、他の薪ストーブからの切替との事。 ハンターストーブの速暖性能と、強力な輻射熱パワーでご満足いただけるものと思い込んでます。 使い手の要望に合せて、火力をコントロールできる扱い易さ、そして高いメンテナンス性、リプレイスされるユーザー様だからこそ、理解いただけるハンターストーブの性能。 後日、インプレッションをお伺いしたいと思います。 雪の中のショールーム  その飛騨高山の販売店さんは 富士ストーブさん 。 会長、社長からの『お客様を大切にする』というイズムが全社員に行きわたる素晴らしい販売店さんです。 過去に何度かイベントなども呼んでいただいたりと、大変お世話になっています。 そして、豪雪地ならではの、高いノウハウを持っておられ、積雪の少ない県南エリアからも来客が絶えない様です。 ハンターストーブも、飛騨高山のような寒冷地で選ばれ、評価をいただければ、どんな場所でもおすすめ出来ちゃいます!!(^o^) 【富士ストーブ ショールーム】  〒506-0001 岐阜県高山市冬頭町1450-6  9:00~18:00  TEL:0577-36-6505  ホームページ  http://kankyo-fuji.com/business/yukiguni-stove.html  ブログ     http://yukiguni.hida-ch.com/ 2軒目のT氏 そして今回は、富士ストーブさんの精鋭営業マンT氏と夜の街に繰り出しました。 この方は、お酒が好き、そして薪ストーブが大好き。 そして私と一緒で理論派(理屈っぽい!?)(^^)v マニアックな話題でアッというまに夜が更けてしまいました。